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『テンペスト』第2~4巻 池上永一

読み終わった。
面白かった。
琉球王朝の終末期を、1人の天才役人の視点で語る物語。

この役人は、実は学問好きな女性で、前の王家の血を引く者。
自分を宦官だと偽って王宮に入る。
途中、国を守るために殺人を犯し、追放されるものの、
今度は王の側室として復活し、王子を生む…。
と、怒濤の展開で、まさにテンペストであった。

王子を生んだあたりから、「女性」の部分が勝ってきちゃって、
天才役人は政治に介入しなくなり、
やがて琉球は、開国した日本に併合される。

無理の多い設定なんだけど、なんとか物語として成立しているのは、
ファンタジーが生きている世界だからだと思う。
たとえば、清から派遣された変態宦官は、舌が性器なんだと。
それから、琉球では、王の姉が国の守護神となり、宗教のトップになるのだが、
碧眼の彼女は、主人公の正体を見破ったり、超絶パワーを持ってたりする。

しかし、主人公の1人2役をだれも見抜けないのは、
ちょっとなー。
気がつかないものかね?

全体的な展開はマンガっぽい。
「ハイカラさんが通る」とか、「キャンディキャンディ」を彷彿とさせる。

あと、性が軽く書かれていて、
西洋文化に侵されていない感じがしてよかった。
主人公も
清の宦官に強姦されたり、王との間に王子をもうけたり、
でも最終的には薩摩の武士を結ばれて、めでたしめでたしだったりする。


沖縄の文化って、色がどぎつくて全然好きじゃなかったのだが、
いつか旅行してみたい、と思った。

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